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真鶴岬でドローン空撮 初めての海上フライトはプレッシャー半端なかった

2018/08/15

「人をつなぐ、真鶴半島の「泊まれる出版社」「移住者もサテライトオフィスも安心な、コンパクトな町の手厚いサポート」で真鶴を訪れた機会を利用して、せっかくだからと真鶴の景色をドローンで撮影してきました!

この日は太陽こそ顔を出しているものの、一時的に雨が降っては止むという不安定な天候。今日のフライトは無理かもと空の様子とお天気アプリの雨雲レーダーを睨んでいるうちに、雨雲は過ぎ去っていったのでフライト決行!

快晴の真鶴岬上空をフライト!

そしてやってきたのは真鶴半島の先端「真鶴岬」。ゴツゴツした岩場の海岸となっており、打ち寄せる波が荒々しく水しぶきを上げています。記念すべき初の海上フライト!

岬の先端には真鶴を代表する景勝のひとつ「三ツ石」があり、干潮時は歩いて行けるとか。

ミスやトラブルのプレッシャーが半端ない

快晴&無風と抜群の気象コンディションでのフライトでしたが、ひとつのミスやトラブルで機体が水没してしまうフライトのプレッシャーは、とにかく「半端ない」のひとこと。

・海岸上空は障害物がないので、どこまでも飛んでいけるため距離感が麻痺。いつの間にか飛行可能距離上限まで離れて進まなくなり、トラブルかと勘違い

・波の表情を撮ろうと高度を下げたら突然の波しぶきにあやうく巻き込まれかける

・遠く離れてただでさえ機体が見えにくい状況で、さらに雲に重なって見失う(Phantom4Proは白い機体なので)

など、いくつものヒヤリハットがありました。真鶴の美しい空撮映像とともに、海という初めての環境に潜むリスク要素も同時に知ることができたフライトでした。

ワンミスでアウトのプレッシャーに耐えるメンタルが必要

水没のプレッシャーに耐えながらの空撮は、初めての海上フライトということもあって、メンタルを非常に消耗しました。ドローン機材一式を抱えての帰路はもはやヘトヘトで、今以上の体力・精神力の必要性を痛感。体力はさておき、精神力はさまざまなシチュエーションでフライト経験を詰み、対応力を高める必要があります。

そこで今後は、海に続いて山でのフライトを企画中。どこの山に登ってどんな画を撮るか、楽しみにお待ちください!

この記事の著者

島田 喜樹(しまだ よしき)

Locomedian 編集・ライター/株式会社shiftkey プランナー・ディレクター/DJIスペシャリスト

埼玉県富士見市出身。高校まで地元だったけど勢いで札幌の大学に進学し、卒業後は埼玉にUターン。そのせいか会社の人からは盆や正月のたびに「札幌に帰るの?」と聞かれ、「地元は埼玉です」と訂正すること数えきれず。Shiftkeyのドローン担当。


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